日本語の「すみません」は謝罪や呼びかけ、感謝、聞き返しなど様々な意味を持ちます。
英語でもシチュエーションによって使い分けが必要です。
この記事では、代表的な英語表現の「Sorry」「Excuse me」「Pardon」「Thank you」を例に、使い方をわかりやすく解説します。
「すみません」の英語表現一覧
英語で「すみません」の表現を一覧にすると。
- Sorry
- I apologize / I sincerely apologize(謝罪の丁寧表現)
- Excuse me
- Pardon
- Thank you
などが挙げられます。
【謝罪】の「すみません」:SorryとApology の使い方
「Sorry」は皆さんがご存知の通り謝罪を表す最も基本的な表現で、軽い謝罪から深い謝罪まで幅広く使えます。
「I’m sorry」と言うとより丁寧な印象になりますが、カジュアルに「Sorry」だけでも通じます。
一方で、ビジネスやフォーマルな場面では「I apologize」や「I sincerely apologize」といった謝罪フレーズが使われます。
遅刻したとき:
I’m sorry for being late.(遅れてすみません)
迷惑をかけたとき:
Sorry for the trouble.(ご迷惑をおかけしてすみません)
遅れに対して丁寧に謝る(フォーマル):
I apologize for the delay.(遅れてしまい申し訳ありません)
迷惑をかけたことに深く謝罪(フォーマル):
We sincerely apologize for any inconvenience caused.
(ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます)
よくある疑問:謝罪編
Q1: SorryとExcuse meの違いは?
A: Sorryは謝罪を表し、迷惑をかけた時や謝りたい時に使います。
Excuse meは人の注意を引くときや通りたい時に使う表現で、謝罪とは使い方が違います。
Q2: 丁寧に謝りたい時はどう言えばいいのか?
A: ビジネスやフォーマルな場面では「I apologize」や「I sincerely apologize」が適切です。
カジュアルには「I’m very sorry」や「I’m really sorry」もよく使われます。
【呼びかけ・注意喚起】の「すみません」:Excuse meの使い方
「Excuse me」は人の注意を引きたいときや通りたいときに使う表現です。
フォーマル・カジュアル両方で使え、便利なフレーズです。
通路などで通りたいとき:
Excuse me, could I get through?(すみません、通ってもいいですか?)
質問したいとき:
Excuse me, do you have a moment?(すみません、ちょっとよろしいですか?)
よくある疑問:呼びかけ編
Q1: PardonとExcuse meはどちらを使うべきか?
A: Pardonは丁寧な表現で、フォーマルな場面に適しています。
Excuse meはややカジュアルで日常的によく使われます。場面や相手に応じて使い分けるのがいいですね。
【聞き返し・もう一度言ってください】の「すみません」:Pardon と Sorryの使い方
聞き取れなかった時の「もう一度言ってください」という聞き返しには、「Pardon?」 と 「Sorry?」 がよく使われます。
「Pardon?」 は丁寧でフォーマルな場面で使いやすい印象です。
個人的に、国や地域によって捉え方が違うようで、フォーマルでない場面でも人によっては「Pardon me?」など使われる人もいた印象です。
「Sorry?」 はカジュアルな場面でよく使われます。
日常的に、よく使われる表現です。私もよく使っていました。
さらに丁寧に言いたい場合は、
Could you please repeat that?(すみません、もう一度言ってもらえますか?)
I’m sorry, what did you say? (すみません、なんとおっしゃいましたか?)
っと言ったフレーズも使われます。
これらは、日常会話でも使える便利な表現だと思うので、練習しておくといいといいですね。
個人的に、話の内容もですが、相手の英語が聞き取れなかった時とかに頻繁に使っていました。
A: The meeting is at 3 PM.(ミーティングは、午後3時からね。)
B: Pardon?(もう一度言っていただけますか?)
または
B: Sorry?(え?何て言いました?)
よくある疑問:聞き返し編
Q1: 電話で聞き返すときのコツは?
A: 丁寧に「Could you repeat that, please?」や「I’m sorry, could you say that again?」と言うと、相手に失礼にならずに聞き返せます。
【感謝の気持ちを含む「すみません」】:Thank youの使い方
日本語の「すみません」には感謝の気持ちが込められる場合もあります。
英語では、そうした感謝の気持ちは主に 「Thank you」 や類似表現で伝えます。
たとえば、「appreciate」は、初めは聞きなれないかもしれませんが、意外と日常会話でも使われている印象です。
さらに海外の動画や海外ドラマ・映画を見てるとよく使われている表現なので、ぜひ覚えておくと感謝を伝える時に必ず役立つと思っています。
Thank you so much for your help.(助けてくれて本当にありがとうございます)
I really appreciate it, thank you.(本当に感謝しています、ありがとう)
まとめ:すみませんの英語表現使い分け一覧表
日本語「すみません」の意味 | 英語表現 | 使用シーンの例 |
---|---|---|
謝罪 | Sorry | 遅刻、迷惑をかけたとき |
呼びかけ・注意喚起 | Excuse me | 通りたい時、人の注意を引くとき |
聞き返し・もう一度言って | Pardon / Sorry | 聞き取れなかったとき |
感謝 | Thank you | 助けてもらったとき |
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