英語の勉強法に洋書の多読という方法があります。
簡単にいうと、たくさん英語の本を読んで英語のたくさん触れて英語になれるという勉強法です。
ただ、洋書の多読は英語学習を始めたばかりの方にはあまりオススメできる勉強法だとは思いません。
どちらかと言うと、すでに英語の基礎を学んでいて、ある程度英語を読む事ができると言う方向きだと個人的には思います。
ですが、どうしても読みたい洋書があると言うならば、いきなり洋書を読み始めてもいいかもしれません。よっぽど読みたい本がある場合は、意地でも読もうとするので意外となんとか読めてしまう事があるので。
そうでない場合、英語の勉強の為にと言う場合は、今の英語レベルにあった洋書を選ぶ事が重要です。いきなり難しい洋書を読もうと思っても、難しすぎてすぐに挫折するのがオチです。
最終的にただの本棚のコレクションになります。
ですが、自分にあった洋書を選ぶのって意外と大変で、難しいと思います。本当に読みたい本があるのが一番なのですがそう出ない場合は特に!
なので、この記事では、
に向けて、一つの選択肢として個人的にオススメの洋書を紹介したいと思います。
英語学習者向けの洋書「ラダーシリーズ」
この記事で紹介するのは「ラダーシリーズ」と言う英語学習者向けの洋書の一つ、
「オー・ヘンリー傑作短編集 O. Henry’s American Scenes (ラダーシリーズ Level 2)」
です。
この本には7つのストーリーが納められています
- The Gift of the Magi (賢者の贈り物)
- The Last Leaf (最後の一葉、最後の木の葉)
- The Cop and the Anthem (警察と賛美歌)
- A Retrieved Reformation ( よみがえった改心、よみがえった良心)
- After Twenty Years (二十年後)
- Transients in Arcadia (桃源郷の短期滞在客)
- The Green Door (緑の扉)
一つの本に複数の物語が収められているので、色々な物語を読んでみたいと言う方にはオススメできます!
ラダーシリーズとは?
英語学習者向けの洋書「ラダーシリーズ」について簡単に説明しておきます。
<Amazonより一部引用>
やさしい英語で書かれた、多読に最適なラダーシリーズ Level 1(使用語彙 1000語)
使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも 読書が楽しめます。また多くのラダーシリーズに日本語による補助的な解説も含まれています(登場人物の紹介や時代背景など書籍によって解説内容が異なりま す)。
使用語彙について
レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
レベル5: 語彙制限なし出版社からのコメント
ラ ダーシリーズは、「はしご (ladder)」を使って一歩一歩上を目指すように、学習者の実力に合わせ、無理なくステップアップできるように開発された英文リーダーのシリーズで す。 リーディング力をつけるためには、繰り返したくさん読むこと、いわゆる「多読」がもっとも効果的な学習法であると言われています。
原書に比べて短いストリートなっていて、難しい単語などの説明がありますし、何よりレベル分けがされているので、自分にあった洋書を探すにあたって目安に出来るかと思います。
なので、英語の勉強を始めたばかりの方にもオススメできます。
「オー・ヘンリー傑作短編集」を読んでみての感想
実は、お恥ずかしながら今までにオー・ヘンリーの作品を読んだ事がなかったと思っていたのですが、この中の「The Gift of the Magi(賢者の贈り物)」と言う物語は以前に何処かで読んだ事がある事に読んでいて気づきました・・・。
この本は、単語レベル2の本なのですがレベル1とそれほど変わらずスラスラ読む事ができます
しかも、物語1つ1つが短編なので、時間もそんなにかからずにちょっとした空き時間などでも読み切れるのもまたいいですね!
ラダーシリーズのレベル2は目安として、
- 「TOEIC400〜500点
- 「英検3級程度」
- 「使用語彙1300語」
とレベル分けしてあります。
英語学習を始めたばかりの方にはちょっと向かないかもしれません。
最後に
自分の英語レベルにあった洋書が選べるという点で「ラダーシリーズ」は結構おすすめです。
もし、多読のために洋書に挑戦してみたいという方は試してみるのもいいかと思います。
それに、読みたい洋書がないという方には、複数のストーリーが収められているのポイントですね。
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