英文法の「時制」の基本について!
日本語にはもちろん、英語にも「時制」があります。
現在、過去、未来というように、会話で「いつ」の話をしているのかを使い分けます。
普段の生活ではそこまで意識することがないかもしれませんが、英語を学習する上でとても大切です。
「時制」によって、単語の形が変わったり、意味合いが違ってくることもあります。
ですので、しっかりとそれぞれの違いを覚えましょう!
英語の「時制」の種類
まずは、英語の「時制」の種類をご紹介します。
大まかに分けると、みなさんご存知の通り、
- 「現在」
- 「過去」
- 「未来」
があります。
さらに細かく分けると、
- 「現在形」
- 「現在進行形」
- 「過去形」
- 「過去進行形」
- 「未来形」
- 「未来進行形」
にとそれぞれに「進行形」もプラスされます。
それぞれの意味合いと大まかな使い方を紹介します。
「現在形」と「現在進行形」
現在形
「現在形」は、言葉の通り「現在の状況」についてのことを表します。
ですが、実はそれだけではなく、「一般的な事実や心理」「繰り返される動作」などについても「現在形」で表すことができます。
例文
『今の状態を表す時』
『繰り返される動作の時(習慣)』
『一般的な事実や心理を表す時』
現在進行形
「現在進行形」は、現在進行中の動作を表します。
「今走っている」など、今現在している動作を表すときに使える表現です。
例文
「過去形」と「過去進行形」
過去形
「過去形」は、言葉の通り「過去」のことについて表現するときに使います。
たとえ、1秒前の事でも「過去」のことになるので、過去形で表します。
例文
過去進行形
「過去進行形」は、「過去のある時」にしていたことを表します。
「未来形」と「未来進行形」
未来形
「未来形」は、これから起こること、起こりそうなことなどについて表現する時に使います。
これからの予定なども「未来形」で表現します。
「未来形」は「未来」の不確定な事柄や、予定などを言いたい時に使いますが、話し手の確信の度合いなどによって表現が変わってきます。
例文
未来進行形
「未来進行形」は、未来のある時にしている最中であろう事を表現したい時に使います。
「明日のこの時間は〜しているだろう」「来週は〜することになっている」と表現する時に使います。
例文
まとめ
英語の「時制」の基本について簡単にご紹介しました。
日本語でもそうですが、英語を使う上でも「時制」を使い分けることは重要です。
英語の場合、「would」「could」「過去形」などを使うことによって控えめで丁寧な表現になることもあります。
それに、「時制」によって動詞の形も変わります。
日本語で言えば、「行きます」と「行きました」のような違いですね。
日本語でも、時々違和感がある時があると思います。
それと同じように英語でも違和感があるのは想像できるのではないでしょうか?
正直な話をしてしまうと、英会話で「時制」を間違っていたとしても、会話はできます。
ですが、場合によっては、いつの話なのかわからなかったり、意味合いが微妙に違ったりすることがあり、微妙な食い違いが生じることもあり得ます。
それに、「時制」をしっかりと使い分けられる方が、しっかりとした英語を使える人と思ってもらえる事は間違いないでしょう!