「英語を話す為に必要なことは何か?」
英語を話す為に必要なことは沢山ありますね。
例えば、
- 「基本的な英語の文法や英単語の知識」
- 「英語の発音の方法」
- 「様々な英語表現」
- 「相手の言っていることを理解するリスニングスキル」
などなど。
特に、英語の勉強を始めたばかりの方や、英語をうまく話すことができないと思っている方からしてみると、どうすれば英語を話すことができるのか分からないと思うかもしれません。
上記で挙げたように、英語の知識があるだけでは英語を実際に話すことはできません。
じゃあ、一体どうすれば英語を話すことが出来るようになるのか?
一番簡単な答えは、やはり「ひたすら話す練習をするのみ」っと言うしかないと思います。
とは言え、シャドーイングなど声に出して英語を話す練習をすれば、実際の英会話で話せるようになるかと言えばそうとも言えません。
「それはなぜか?」
それは、英語を「知っている」から「使える」ようにする練習をしていないからです。
英語の文法や英単語・表現を一生懸命丸暗記したとしても、いざ実際に英会話でその暗記した知識をどうやって使えばいいのかが分からないと言うことが起こります。
この記事では、英語を話す上で必要な英語の知識を「知っている」から「使える」にする為の方法について考えたいと思います。
英語を話す為に知っている知識を使えるようにするのが難しい!
- 「英文法や英単語を一生懸命覚えたのに、実際の英会話で使えない・・・」
- 「どの場面でどの英語表現を使えばいいのか分からない・・・」
- 「いざ実際の会話になると口から英語が出てこない・・・」
おそらく誰もが初めに経験することではないでしょうか?
相手の言っていることは理解できたのに、なんて英語で返答すればいいのか悩むことってありますよね。
しかも、知識としては返答の仕方は知っているはずなのに口から出てこない。
今までに学んだ英語の文法や英単語などの知識を「知っている」から「使える」ようにするのが本当に難しいです。
しかも、実際の会話では英語のテキストなどのように正解というのがありません。
同じ場面でも何通りもの答え方がある場合がほとんどです。これは日本語でも同じですね。
例えば、「やぁ、元気?」っとちょっと声をかけるときに誰もが知っている「How are you?」っという表現を使うと思いますが、他にも「How do you do」「How’s it going」「 How are you doing」「 What’s new?」「 What’s up」などバリエーションは様々です。
仮にこれらの知識があっても、どの状況で使うのかを知らなければ実際に使うことができないのは想像できるかと思います。
この、今までの英語学習で蓄積してきた知識を実際の会話で使えるようにすることが、英語を話す為に絶対に必要なことです。
ただ、教科書や英会話教室などのクラスで英語について学んでいるだけではダメで、常にどの場面で使う表現なのかを意識して勉強し・練習することが重要だということです。
要は、「How are you 」っと聞いたら、すぐに「元気?」っと聞いていると言うことを理解できるようになって初めて英語が「使える」ようになるのではないのかなと思います。
英語を話す為に「知っている」から「使える」ようにする方法は?
英語を話す為に「知っている」から「使える」にする方法は?
こればかりは、実際に経験するしかないと言ってしまえばそれまでですが、それ以外に自分で出来る方法をあげるならば、
- 「様々な場面をイメージしながら実際に声に出して独り言のように会話をする」
- 「映画やドラマ、または動画などで、実際に使われている場面を見て学ぶ」
っと言う方法があるかなと。
ですが、最終的には実際の会話で何回も使うことによって、使い慣れて行くしかないです。っと言いますか、それが一番の練習方法ですね。
上記で挙げた「How are you」がいい例かもですが、おそらく殆どの方は「How are you」の使い方を知っているし、実際に使ったことがあるはずです。または「My name is ・・・」でも同じですねw
これらの表現のように今までに何度も使ったことあって実際に「使える」っと言えるまで繰り返し使うことが必要です。
初めは、時間がかかったりタイムラグがあるかもしれませんが、何回も同じ表現や場面に出くわしていけば自然にスムーズに口から適切な表現が出てくるようになるはずです。
参考までに、僕の経験としてほぼ英会話ができない状態から、ある程度スラスラ英語が口から出てくるようになるまで大体1年から2年ぐらいはかかりました。
その間は、海外で生活していて毎日のように英語を使うような環境に身をおいて、毎日のように何かしら英語を話す努力をしました。それでもある程度は時間が掛かると思います。
もちろん人によって、初めの英語力が違ったりするので一概には言えませんが、慣れるまでにそれなりの時間は必要かと。
英語の基礎を学んだら実際に英語を使う練習をする!
上記でも言いましたが、ある程度、英語の基礎を学んで、英語を口から出す練習をしたらすぐにでも実際の英会話で英語を使う練習をするのが、英語の知識を使えるようにするのには最適です。
もちろん、同時進行でも構いません。それは自分のペースで始めればいいかと思います。気をつけたいのが、ずっと机の上だけで学習していても実際に使えるようにはならないので、出来るだけ早めに実際に使う練習をしたほうがいいと個人的には思います。
理想は、同時進行がいいと思います。英語の知識を増やしながら、実際の会話で使うのがバランスがいいかなと。
実際に僕が試してきた独学で英語の勉強方法も紹介していますので、興味がある方は参考にしてみてください。
チェック!「独学で出来るシンプルな英会話の勉強法!」
まとめ
英語を話すために、英語を「知っている」から「使える」にすることが重要です。
言い方を変えれば、それが出来ないといつまでたっても英語を使って会話なんて出来ないと言っても過言ではありません。
たくさんの英語単語や表現を覚えることは英語を使う上で有利に働くと思います。やはり色々な表現や単語を知っていると言うだけでも、英語を読むことや聞くことが可能になります。
それに、英会話をするうえでも有利に働くと思いますが、知っているだけでは実際には使うことは難しいです。
なので、様々な場面で何度も何度も実際に英語を使うことで少しずつ「知っている」から「使える」ようにしていきましょう!