「What’s up?」の正しい返し方は?日本人が困りがちな英語表現を解説

英会話
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「What’s up?」は、英語圏でよく使われるカジュアルなあいさつ。しかし、どう返せばいいか、日本人には意外とわかりにくいところもあります。

この記事では、「What’s up?」の意味や実際の返し方の例を、ニュアンスの違いもわかりやすく解説します!

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「What’s up?」は「どうした?」という意味じゃない?

「What’s up?」は直訳すると「なにが上に?」ですが、実際には「やあ!元気?」といった「こんにちは」系のあいさつに近い表現です。

「What’s up?」 は、「Hi!」 や「How’s it going?」 と同じようなあいさつ

ただし、声調や場面によっては「なにかあった?」「大丈夫?」という意味にもなります。

実際の返し方の例

日常会話で、よく使われる返し方です。

言葉意味ニュアンス
Not much.別に。/なんでもないよ普通の返信
Nothing much.特にないよ最も一般的
Just chilling.まったりしてるよカジュアルでラクな返信
Same old same old.相変わらずだよ素っ気ない意味
I’m good.元気だよ簡易なあいさつとして
You?君は?返し言葉の助言
Not much, you?特にないよ。君は?一緒に返す

補足として:

「What’s up?」と言われて、「What’s up?」とそのまま返すこともあります。

こちらは、親しい関係での軽いノリや挨拶の感じになります。

A: Hey, what’s up?
B: What’s up?

(よっ!みたいなニュアンスで自然な流れ)

ワーホリ体験談:実際に使ってみた 「What’s up?」

オーストラリアでワーキングホリデーをしていたとき、職場やフラットメイトとの会話で「What’s up?」は本当によく耳にしました。特に朝、顔を合わせたときなどに軽く「Sup?」と声をかけられる感じです。

個人的には、「How’s it going?」のほうを好んで使うことが多かったですが「What’s up?」も良く日常会話では使われていたのは間違いないです。

最初は「なんて返せばいいの?」と戸惑いましたが、実際に「Not much, you?」などと自然に返せるようになると、会話のきっかけも広がって親しくなりやすく感じました。

本当に毎日何回も聞いたり、聞かれたりすることなので自然に慣れて、スッと返せるようになる表現の一つだと思います。

注意!誤解される返し方

恐らくほとんどの人が中学で学んだことがあると思いますが、「I’m fine thank you. And you?」は、文法的には間違っていませんが、通常「What’s up?」に対しては少し不自然で口調の違いが目立ちます。

「I’m fine thank you. And you?」と返すのが不自然な理由

文法的には正しいが、返しとしては少し硬い表現かもしれません。

 「I’m fine thank you. And you?」は、「How are you?」のようなフォーマルな挨拶への返答として使われます。

つまり、カジュアルなあいさつに対して堅苦しい返しをしてしまうので、

「うわ、ガチガチの英語で返ってきたな…」

というような温度差を感じさせてしまう可能性もあります。その逆も然りです。

「What happened?」と混同してしまうケース

「What’s up?」を直訳気味に「何かあったの?」=「What happened?」と受け取ってしまう人もいます。

その結果、

「何があったって?別に何もないけど…」

っと言ったように少しズレた会話の流れになることがあります。

なので、その辺りの雰囲気なども意識して使うようにすることに注意が必要です。

表情と声調で意味も変わる?

「What’s up?」は、声調や表情によって「どうした?」としんみりした文脈にも変わります。

例: 「You look down… What’s up?」 (元気ないけどどうした?)

さらに加えて学べるオススメ表現

  • Sup? = What’s up?
  • Yo, what’s up?
  • What’s going on?
  • How’s everything?

なども、すべてカジュアルなニュアンスで利用されます。

まとめ

  • 「What’s up?」は、やあ!元気?に近いあいさつ
  • 返信は簡単でOK。Not much. / I’m good. / You?
  • ただし、調子や場面によって意味が変わるので注意
  • 普段の英会話でもよく使われるリアル表現

この表現は、必ずと言っていいほど使われる表現なので、覚えておくといい表現といえます。

っと言うよりも、もし英語で会話をすることがあると嫌でも使うことになると個人的には思います!是非とも、意味やニュアンスをマスターして普段の会話で使いこなしましょう!

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