I hear you の意味とは?ネイティブが使う共感表現と使い方・注意点を例文で解説

女性が窓から外を見ています 英語とフレーズ
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皆さん、この英語表現を聞いたことはありますか?

“I hear you”

ぱっと見て、「あ、簡単な文だな」と思った方も多いかもしれませんね。
中学校で習う単語ばかりですし、「hear」は「聞く」という意味でおなじみです。

では、この 「I hear you」は実際にどんな意味で使われているのでしょうか?

直訳してみると、
→「私はあなたを聞きます」……うーん、直訳としては間違っていないけれど、かなり不自然な日本語ですよね。

でも実は、この 「I hear you」には直訳では伝わらない「深い意味」があるんです。

僕自身、日常会話の中でこの表現を耳にする機会があって、「あれ?そういう意味なの?」と気になったことがきっかけで改めて調べてみました。

そんな体験をベースに、「I hear you」の本当の意味と使い方、間違いやすいポイントをわかりやすくまとめました。

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「I hear you」 の基本の意味とは?

「I hear you」と聞くと、まず思い浮かぶのは「あなたの声が聞こえる」ですよね。

でも、ネイティブの日常会話では「共感している」「気持ちはわかるよ」というニュアンスでよく使われます。

これは文字どおり「音として聞いている」だけではなく、「あなたの言いたいことはわかる」「理解しているよ」といった感情的・心理的な共感の表現です。

「I hear you」のよくある使われ方と場面

共感・同意を示すときの例文:

A: It’s been so hard juggling work and family lately.
(最近、仕事と家庭の両立が本当に大変でさ。)

B: I hear you. I’ve been there too.
(わかるよ。俺も同じ経験したことあるから。)

この場合、Bの「I hear you」は「うん、その気持ちわかるよ」「大変だよね」といった共感のニュアンスになります。

軽い慰め・励ましトーンの例文:

I hear you, but maybe there’s another way to see this.
(わかるよ、でももしかしたらこれとは違う見方もあるかもしれないね。)

相手の意見を受け止めながら、違う視点も提案したい時などに使われます。共感+前向きな建設的トーンが特徴です。

「I hear you」と「I see」「I feel you」の違い

表現 意味 ニュアンス
I hear you 聞いているよ、わかるよ 共感・理解を示す(口頭でよく使う)
I see 理解した 論理的な納得感が強い(ややクール)
I feel you 気持ちがわかるよ 感情的な共感が強い(ややカジュアル)

それぞれ「理解する」という点では共通していますが、言葉のトーンや対象が異なります

会話例で理解する「I hear you」のリアルな使い方

共感パターンの会話の例文:

A:  I’m really struggling to find motivation these days.
(最近ほんとにやる気が出なくてさ。)

B:  I hear you. It’s been tough for everyone.
(わかるよ。みんなそういう時あるしね。)

「そうだよね、みんな大変だよね」というような共感の返しです。

あしらいや皮肉っぽい使い方の例文:

A:  This rule is totally unfair! (このルール、マジで不公平だろ!)

B:  Yeah, I hear you. (うん、そうだね。(わかるよ))

トーン次第で「はいはい、そうだね…(でも聞き流してる)」と受け取られることも。

注意点:「I hear you」は本気とは限らない?

「I hear you」と言われたからといって、必ずしも強い共感があるとは限りません

場合によっては、単に「聞いてますよ」「わかったよ(でも同意はしない)」という意味合いにもなります。

例えば、上司やカウンセラーがクールに使うケースや、相手の怒りをやわらげたいときにも出てくる表現なので、声のトーンや表情、文脈がとても大事です。

日本語でも同じですが、聞いていない感じで相槌を打てば同じように適当に聞き流しているなと感じとられてしまうこともあります。

まとめ:表面的な意味にとらわれず、文脈で理解しよう

「I hear you」は一見シンプルな表現ですが、共感・同意・軽い反応・あしらいなど、使う場面で微妙にニュアンスが変わる英語表現です。

ネイティブの会話ではごく自然に使われるので、映画やドラマなどでもぜひ耳をすませてみてください。

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