英文法『動詞』の基本(go,see,walk)

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英文法の『動詞』の基本

「動詞とは?」

「動詞」とは、「行く」「食べる」「聞く」「見る」など、動作を表す言葉のことです。

同じ意味でも使い方が違う動詞があったり、同じ動詞でも複数の使い方があります。

日本語の動詞と英語の動詞とでは、文を作るときの位置(ルール)が違い、動詞によって使い方が違うことがあるので、それぞれの動詞の使い方を学ぶ必要があり、英語を使う上でとても重要な部分です。

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日本語の『動詞』と英語の『動詞』の違い

日本語の「動詞」と英語の「動詞」の一番の違いは、位置(ルール)が違います。

英文法『文型』の基本」の記事でも紹介していますが、英文を作る際に語順がある程度決まっています。

そのいくつかのルールのことが文型です。

例えば、日本語で、

「私は車を買う」

英語では、

「I buy a car.」

となります。

こんな感じです。

 

 

 

 

日本語の場合は、基本的に、主語の「私」の次に名詞の「車」が先にきて、動詞の「買う」が最後にきます。

ですが、英語の場合は、主語の「私」の次に動詞の「買う」がきて、最後に名詞の「車」をおきます。

こんな感じに、英語の場合は、「私は買う」っというように、初めに何をしたのかを言ってから、そのあとに、詳しい内容を付け足すという感じになります!

よく、英語を日本語に訳すときに、「私は、買います、車を」っと訳してしまいますが、日本語だと違和感がありますね。

『規則動詞』と『不規則動詞』

英文法「時制」の基本(過去、現在、未来)」の記事でお伝えしていますが、日本語と同じように英語でも「時制」によって文の形が変わります。

文の形が変わると言いましたが、文全体が変わるのではなく「動詞」の変化によってどの時制なのかを表現します。

その時に、動詞によって、変化の仕方が規則的な変化をする動詞と、そうでなく不規則に変化する動詞があります。

基本的な、動詞の変化は、動詞の後ろに「ed」をつけます。

例えば、

「walk(歩く)」の場合は、「walked

「listen(聞く)」の場合は、「listened

っというようになります。

単語によっては、「study(勉強する)」のように、最後の「y」を「i」に変えて「studied」となるパターンもありますが、基本的には「ed」をつけます。

そのような動詞が「規則動詞」です。

では、「不規則動詞」はというと、

未だに覚えているという方も多いかもしれませんが、「see saw seen(シー、ソー、シーン)」っというような語呂合わせで暗記したのではないでしょうか?

「まさに、これですw」

最後に「ed」をつけるのではなく、単語の形そのものが変わる単語のことを「不規則動詞」っと言います。

この不規則動詞がなかなか厄介で、それぞれの変化を覚えていないと、意味がわからないなんてことが起こります。

「I go to a library.」

「I went to a library.」

の英文を比べてみて、同じ意味合いなのに、「go」の変化系である「went」を知らないと意味がわかりません。

とは言え本来は、「evryday(毎日)」「yesterday(昨日)」など、いつのことなのかを表す単語も一緒に使うので、予測はできると思います。

ですが、上記のような単純な英文ならいいですが、そうでない場合はしっかりと単語の意味を知っておく必要があります。

それに、現在の話でも、動詞が過去形になったり、過去分詞が使われる文などの場合は、確実に動詞が変化した形を知らないと、意味がわからなくなります。

ですので、動詞の変化を覚えておくのは必須と言えます!

「規則動詞」は、単語の最後に「ed」がつく。

「不規則動詞」は、単語自体の形が変わる。

動詞には『他動詞』と『自動詞』がある

『動詞』には、『他動詞』「自動詞」の2種類あります。

同じ動詞でも「他動詞」と「自動詞」では、意味が違うことがあります。

例文

「He ran to me. (彼が走って来た)」(自動詞)
「He runs a car shop.(彼は車屋を経営している)」(他動詞)

っというように、同じ「run(走る)」という動詞なのに、使い方によって意味が違います。

意味が違うというよりは、複数の意味があると言ったほうが正しいのかもしれませんね。

「他動詞」と「自動詞」の簡単な違いは、

「自動詞」は、動詞の後ろに名詞(目的語)を置かない。

「他動詞」は、動詞の後ろに名詞(目的語)を置く。

さらにいうと、

「自動詞」は、自分が動く動詞。

「他動詞」は、他を動かす動詞。

というイメージです。

上記の例文を例に挙げると、

はじめの例文は、「run 」の後ろに前置詞の「to」があります。

「自動詞」は自分が動くイメージですので、上記の場合は「彼自身がが走ってくる」イメージ。

2つ目の例文には、「run」の後ろに名詞の「a car shop」がありますね。

「他動詞」は、他を動かすイメージですので、上記の場合は、「車屋を経営(動かしている)している」っというイメージです。

もちろん、動詞によって例外はありますので一概には言えませんが、それはその都度覚えていくしかありません。

「ただでさえ、沢山ある動詞を覚えるのも大変なのに、さらに種類があるなんて覚えられない!」

っと思う方もいるかもしれませんね。

「僕自身も同じことを思っていますw」

流石に、基本的な動詞の意味を覚えて、さらに「他動詞」「自動詞」の意味を覚えるのは大変です。

ですので、いっきに全てを覚えなくてもいいと思います。

例えば、知らない単語を調べるときに、ついでに「他動詞」「自動詞」の意味や使い方を調べるぐらいでいいと思っています。

っというのも、普段英語を使うときに「他動詞」「自動詞」をつねに意識するのは大変です。

ですので、気になったときに少しでも意識するようにしておけばいいと思います。

普段の会話などで「自動詞」「他動詞」を意識するよりは、「同じ単語でも違う意味があるんだな〜」っという感じに単語を覚えると思いますので。

個人的に思うのは、英語の試験や英語を書いたり読んだりするときに、これらの知識を活かせることが多いです。

会話の場合は、その状況などで判断できる場合もありますが、英語を読んだり・書いたりする場合、特に試験など場合は、そういった文法などの英語の規則(ルール)は重要になりますので。

『群動詞(句動詞)』

上記で、動詞には「自動詞」と「他動詞」の2種類あるとお伝えしましたが、実はもう一つ「群動詞(句動詞)」というものがあります。

「群動詞(句動詞)」とは?

「群動詞(句動詞)」とは、「動詞」と「前置詞」または「副詞」などの複数の単語を合わせて、一つの単語として使われる動詞のことを言います。

動詞単体では出せないような意味を表現したり、簡単な単語での言い換えとしても使うことができます。

いくつか例を挙げると、

  • 「deal with〜(〜を扱う)」
  • 「look at 〜(〜を見る)」
  • 「look for 〜(〜を探す)」
  • 「break down(故障する)」
  • 「go on(続く)」
  • 「run away(逃げる)」
  • 「give up 〜(〜を断念する)」
  • 「pick up 〜(〜を拾う)」
  • 「put on 〜(〜を着る)」
  • 「come up with 〜(〜を思いつく)」
  • 「get along with 〜(〜とうまくやっていく)」
  • 「run out of 〜(〜を使い果たす)」
  • 「take care of 〜(〜の世話をする)」
  • 「take advantage of 〜(〜を利用する)」
  • 「pay attention to 〜(〜に注目する)」

などなど。

中には、知っている表現もあるかと思います。

日本語でも使われている表現だってあります、「ギブアップ」なんてまさにですね。

「群動詞(句動詞)」は、日常会話でも本当に頻繁に使われます。

比較的、簡単な単語との組み合わせなので、口語で言いやすいですし、何より使いやすいです。

難しい単語を使わなくても表現できるので、口語ではよく使われるのではないかと思います。

まとめ

このように、「動詞」は、とても重要な役割をします。

大げさな話、「動詞」を知らなければ、何も理解できないぐらいです。

それぐらい重要です。それは日本語でも同じですね!

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