「オズの魔法使い」で英語を読む|児童書から始める多読のすすめ

オズの魔法使 英語の勉強法
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「洋書を読んで英語を学びたいけど、難しそうでなかなか手が出ない…」
そんな方にこそおすすめしたいのが、児童書です。

子ども向けとはいえ、語彙や表現は実用的で、ストーリーもしっかり楽しめるのが児童書の魅力。
中でも今回紹介するのは、誰もが名前を聞いたことのある名作The Wonderful Wizard of Oz(オズの魔法使い)です。

実際に読んでみると、「読みやすさ」と「学びやすさ」のバランスが抜群で、英語多読初心者にもぴったりでした。

この記事では、『オズの魔法使い』を英語で読むことで得られる学習効果や、活用法をわかりやすく紹介します。

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『The Wonderful Wizard of Oz』ってどんな本?

  • 著者:L. フランク・ボーム
  • 初版:1900年
  • 英語レベル:中学英語〜高校初級レベル

アメリカ合衆国カンザス州でエム叔母、ヘンリー叔父、小さな飼い犬のトトと共に少女ドロシーは暮らしている。
ある日、ドロシーとトトは竜巻に 家ごと巻き込まれて、不思議なオズ王国の中のマンチキンの国へと飛ばされてしまう。

落ちた家は、マンチキンたちを独裁していた東の悪い魔女を圧死させる。
北の良い魔女がやってきてマンチキンたちと喜びを分かち合い、悪い魔女が履いていた不思議な力を持つ銀の靴をドロシーに授ける。

良い魔女はドロシーに家に 帰れる唯一の方法はエメラルドの都に行って壮大な魔力を持つオズの魔法使いに頼むことだと語る。

ドロシーは旅に出ることにし、北の良い魔女はドロシーを大 事故から守るため、おでこにキスして魔法をかける。

(Wikipediaからの引用です。)

カンザスに住む少女・ドロシーが、竜巻でオズの国へ飛ばされ、仲間たちと冒険する物語。知っている人も多い名作ですが、原作は英語で読むとまた違った魅力があります。

なぜこの児童書が英語学習に向いているのか?

語彙が基本的でわかりやすい

複雑な単語は少なめ。中学レベルの単語でもストーリーが理解できるように書かれています。

会話が多く、自然な英語表現が学べる

キャラクター同士の会話が豊富で、ネイティブらしい口語表現も登場。英会話に役立つ表現が身につきます。

章ごとに完結していて読みやすい

短いチャプターで話が区切られているので、少しずつでも読み進めやすく、挫折しにくいです。

実際に読んでみた感想

英語多読が苦手だった私でも、スムーズに読み進められました。特に良かったのは以下の点です。

  • 調べる単語が少ないので「辞書に頼らず読む」練習になる
  • ストーリーが楽しくて、英語を読むことがそれほど苦にならない
  • 知っている話だから、内容の予測が立てやすく読みやすい

読む前から話の内容自体はなんとなくは知っていましたが、一度も読んだ事がありませんでした。以前から、一度はちゃんと読んでみたいと思っていたので、この本を初めに選んだ理由の一つです。

子供向けの本とは言え、大人でも「確かに、そうだよなぁ」と納得する場面もしばしばあり、大人も楽しめる本です。

私の場合ですが、分からない単語はありましたが辞書がなくてもストーリー自体は把握する事は大体出来き楽しく読めました。

個人的に、「 不思議の国のアリス」よりは読みやすいと思いました。はっきり言って、英語学習の初学者には「不思議の国のアリス」は難しいです。ストーリーはなんとなく知っているにも関わらず、あまり楽しく読めませんでした。

なんと言うか、ちょっと難解なんですよね・・・。

なので、「不思議の国にアリス」は、誰もが知っている物語ですが、英語学習を始めたばかりの方には全くオススメしません。

こんな人におすすめ!

ざっくりこんな方におすすめできます!

  • 英語の本を読みたいけど、難しいと感じている人
  • 多読初心者で、まず1冊読み切りたい人
  • 英語に苦手意識があるけど、楽しく学びたい人

私も英語で本を読むと言うのが苦手なので、少しでも楽しく、ちゃんと読み切れるものを選びたかったので、そんな方にはおすすめです。

実は、英語版を読んだ後に、日本語版でもどうやって翻訳されているのか気になって、日本語版の方お購入して読みました。それぐらい魅力的なお話です!

読むならペーパーバック?Kindle?Audible?

私は、Kindle版を購入して読みました。

辞書機能がついているので、わからない単語がすぐに調べられてとても便利ですし、何冊もの本を持ち歩けるのも嬉しいポイントです。

実際、私は今でもKindle Unlimitedを利用しています。
『オズの魔法使い』のような英語の児童書も読み放題の対象になることが多く、多読にぴったりでかなり活用しています。

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また、最近知ったのですが、Audible(オーディブル)で音声を聴きながら読むのも非常に効果的です。

英語のリズムやイントネーションを耳で感じながら読むことで、リスニング力や発音感覚も一緒に身につきます。

実は、私が購入した当時はAudible版がなかったので、「音声で聴きながら読めるって最高じゃん…」とちょっと悔しい気持ちに、、、。

今から読む方は、ぜひ活用してみてください!

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「ラダーシリーズ」でもオズの魔法使いが読めます!

実は、ラダーシリーズでも出ています。

ラダーシリーズについては、「ラダーシリーズ 「O,Henry’s American Scenes ~オー・ヘンリー 〜傑作短編集〜」」の記事でも紹介していますが、英語学習者のための本で、原書よりもストーリーが短くなっていて、簡単な英単語の説明がされています。

ですので、いちいち辞書で調べなくても読み進める事ができますし、自分の英語レベルに合わせて選ぶ事が出来るので英語学習にピッタリと言う事です。

ただ、すべてのストーリーを読みたいと言う方は、やはり原書の方がいいですね。

まとめ:児童書で英語学習の第一歩を踏み出そう

『The Wonderful Wizard of Oz』は、「英語の本を読んでみたいけど難しそう」と思っていた私にとって、ちょうど良い難易度で、何より物語としても楽しめる一冊でした。

難しい単語ばかりの洋書よりも、まずはこうした児童書で「英語を読む自信」をつけることが大切だと感じます。

KindleやAudibleなどのデジタルツールを活用すれば、より手軽に、挫折せずに学習を続けることができます。

「読んでみようかな」と思った今こそ、英語多読の第一歩を踏み出すチャンスかもしれません。

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