「英語のリスニングをもっと上達させてたい!」
「英語のリスニングを上達させるにはどんな勉強法で学習すればいいのか?」
英語のテストでもそうですが、英会話でもリスニング力って絶対に必要なスキルです!
英会話でも、相手の言っていることが聞き取れなければ、会話になりませんからんね・・・。
そうはいっても、リスニング力って鍛えるのってなかなか難しいです。
特に、「日本に住んでいて毎日仕事などで英語を使う」っと言う方は別ですが、そうでない方にとっては普段から英語を耳にする機会自体少ないのではないかと思います。
「英語の勉強をしていて、リスニング教材を使って勉強している」
「駅前留学や英語学校に通って英語の勉強をしている」
と言う方も中にはいるかもしれません。
それでも、リスニング力を鍛えるのってなかなか難しいですよねぇ・・・。
そんな、「リスニングを上達させるにはどうすればいいのか?」の疑問に、
「僕が英語力ほぼゼロから、ワーホリでの3年間の海外生活を通して学んだ、リスニング力を上達させる為の勉強法をお伝えします。」
そもそも、なぜ英語を聞き取れないのか?
「そもそも、なんで英語が聞き取れないのか?」
って考えたことがあるでしょうか?
僕の私見になりますが、「英語を聞き取れない」と言っている方は、「初めから英語がわからない」からと言って聞き取ろうとすらしていない印象があります。
その時に、「英語がわからないから」と言って諦めるのではなくて、「なぜ聞き取れなかった」のかを考えてみるのもリスニングを上達させるために必要だと思っています。
「では、なぜ英語が聞き取れないのでしょうか?」
僕が考える原因は、
- 「そもそも、英語の単語・表現を知らない」
- 「発音の仕方を知らない」
- 「ただ単に聞き慣れていない」
よくよく考えると、かなり当たり前のことだと思います。
そもそも、英語の単語・表現を知らない
ものすごく当たり前すぎたことを言いますが、
そもそも、英単語・英語の表現(フレーズ)を知らなければ、聞き取ることなんて出来ません。
それは、日本語でも同じことが言えます。
日本で何十年と生きてきた現在でも、まだまだ知らない日本語の表現や単語はたくさんあります。
「それと英語も同じですよねw」
なので、ある程度は必死になって英単語を暗記したり、文法を学んだりする必要があると僕は考えています。
そもそも、発音(音)を知らない
以前に「TOEIC」の勉強をしている時にリスニングの問題である単語が全く聞き取れないことがありました。
それは、「schedule(スケジュール)」と言う単語。
スケジュールは日本語でも馴染みがある単語なので、大抵の方は知っていると思います。
僕も、この単語は知っていましたし、馴染みもありました。
「それなのに全く聞き取れなかったんです・・・。」
何故かと言うと、
その時に聞いた発音がイギリス英語の発音だったからです。
アメリカ英語での発音ですと、日本語で「スケジュール」と言う発音とそれほど変わりはありません。
厳密に言うと違うのですが、それほど違和感なくわかると思います。
ですが、その時のイギリス英語での発音の場合、
「シェジュール」っと言っているように僕には聞こえました。
「全然違うじゃん!!」ってその時は思いましたねw
ですが、辞書で調べてみるとしっかり載ってました・・・。
そんな経験から、たとえ単語の意味を知っていても「発音(音)」を知らないと意味すらわからないと言うことです。
しかも厄介なことに、同じ英語でも国や地域によってなまりがあるので発音が違ったりします・・・。
さらに厄介なのは、英語のネイティブでない方達が話す英語もまた違った発音で話されるので、余計ややこしい・・・。
こればかりはその都度慣れていくしかありません。
「英語のネイティブの方ですら理解できない事もあるので、別に落ち込む必要はないとポジティブに考えておけばいいかと思いますよw」
ですので、リスニングを上達させるのに、発音の勉強・練習は必要だと考えています。
ただ単に聞き慣れていない
おそらくこれは、誰もが実感する事だと思います。
「道端で海外の方から道などを聞かれたことがある」っと言う方もいると思いますが、その時に大抵の方はあたふたしてしまうのではないでしょうか?
それは仕方がない事だと思います。
よっぽど普段から、海外の方と関わりがある方で英語を使うような生活をしている方でない限り、英語で話すなんて慣れている訳がありません。
基本的に、日本では英語なんて必要ないですから・・・。
不思議な話ですが、これほど僕たちは英語に囲まれて生活しているにも関わらず、英語にあまり慣れていないんですよね。
リスニングを上達させるための勉強法について
上記では、なぜ英語が聞き取れないかを考えてみました。
それを踏まえて、リスニングを上達させるための勉強法について考えてみます。
ここでは、
「英語力ゼロから海外の日常生活である程度、困らないぐらいのリスニング力を身につける」と言うことを前提に考えてみます。
リスニング力に関して、
- 「学校のテストで困らない位のリスニング力を身につけたいのか」
- 「一年に数回行く海外旅行に行くのに困らない位のリスニング力なのか」
- 「英語を使った仕事をする為に必要なリスニング力なのか」
などなど状況によって求められるリスニング力は変わってきますが、基本的に勉強法自体は同じだと考えています。
英語力ほぼゼロからのリスニング勉強法について
僕が英語学習を始めた頃の経験をもとにお話しさせていただくと、
英語初心者の場合、上記でもお伝えしていますが、
「まず、何よりも数をこなす・英語になれる事」
が重要です。
なぜなら、
「知らない単語・表現・発音は理解できない!」
からです。
ですので、「とにかく、英語を聞いて、発音してみる」しか方法はないと考えています。
具体的な勉強法を期待していた方には申し訳ないのですが、どの勉強法があっているのかは人それぞれです。
こればかりは、自分で試してみるしかありません。
そこで何よりも重要視する点は、「楽しく継続出来るか?」と言う点です!
いくつかの選択を挙げてみると、
- 「英語の基礎のリスニング教材を利用する」
- 「海外ドラマ・映画を利用する」
- 「オンライン英会話を利用する」
- 「駅前留学・英語教室を利用する」
- 「海外に留学する」
- 「リゾートバイトをする」
などが僕は思いつきます。
「そんな方法はもう知ってることばかりだ!!」っと思った方もいるかもしれませんねw
僕が言いたい事は、
「英語力ゼロからスタートする場合は、とにかく英語に触れることが大事と言うことです!」
「極端な話、勉強方法なんてなんでもいいと言うことです」
リスニングに関してはそれ以外に方法があるとは思いません。
っと言うか知りません!
「英語を聞き流すだけの勉強法は効果があまりない!? それでもほぼ毎日英語を聞き流している理由」の記事でも書いていますが、
楽をして簡単に英語が上達するなんて事はないです!
上記では「リスニングに関してのみの勉強法」を取り上げています。
実際には、それと並行して、「単語力」「文法力」「発音」などの学習も必要です!
僕が実践してきたリスニングの勉強法
僕が実践してきたリスニングの勉強法を簡単にお伝えすると、
「出来るだけ自分を英語環境に追い込んで、英語を実際に聞く・使う」
「それと並行してリスニング教材や海外ドラマ・映画などを使ってとにかく英語に触れる時間を作る」
です。
もう少し詳しく言うと、
「僕の場合は、オーストラリアにワーホリに行き、常に英語環境に自分を追い込み、毎日のように英語を使うようにしました。
そして、時間があるときは自分で英語のテキストや海外ドラマ・映画を見て常に英語を触れるようにしていました。」
っと言う感じです。
補足させていただくと、
僕が英語学習を始めてからこれまで、本当に数々の英語の参考書などを購入して試してきました。
上記の写真のように、「文法書」「発音のテキスト」「聞き流すだけの英語教材」「日常英会話の教材」などなど、本当にたくさんありますw
「なーんだ、海外に行ってからリスニングが上達したんじゃん!」
っと思う方もいるかもしれません。
それは半分は正しく、半分は正しくないです。
やり方によっては海外に行かなくても、リスニング力を上達させる事はできます!
ただ単に海外に行くことによって、英語を使う環境を作りやすいと言うだけです。
海外に行ったからと言って、英語が上達するとは僕は思っていません。
結局は、どこにいようと自分の努力次第でなんとかなります。
いかに英語を聞く時間を増やせるかがリスニングを上達させるカギ!
僕の実体験のですが、
以前に日本で「リゾートバイト」をしたことがあるのですが、働く場所によっては外国人観光客がたくさん訪れる場所もあります。
そう言う場所で働くことができれば、常に英語環境とは言えないかもしれませんが、毎日英語を使う機会を増やす事は確実にできます。
実際に、長野県の白馬村でオーストラリアの方が経営しているホテルで働いていたときは、オーストラリアの人達と一緒に働いていたので、普段の会話は英語のみでした。
ここで僕がお伝えしたい事は、
「海外にいようが、日本にいようが、リスニングを上達させるには、いかに英語に触れる時間を作れるかによって変わってくると言うことです。」
学生の方や仕事をしている方の場合、簡単に海外に留学するなんて事は難しい事ですし費用もかかります。
そのような方は、日本にいながら、仕事・勉強をしながら出来る方法を選択するしかありません。
そこで、候補に上がるのは、
- 「英語教室に行く」
- 「オンライン英会話を利用する」
- 「英語教材や海外ドラマ・映画・ニュースを利用する」
- 「海外の友達を作る」
- 「リゾートバイトをする」
などが考えられますね。
あとは、その人の好みといいますか、「費用」「それに当てらる時間」「やる気」によって選択することになります。
一つの例を考えてみましょう、
「都内に勤めるサラリーマンの方の平日の場合」
朝起きて、
「少しでも時間があれば、テレビをぼーっと見るのでは無くて、なんかしらの英語の音声を聞く」
「そして、電車で通勤しているならば、電車の中で英語の音声を聞く」
「仕事の昼休みお昼を食べながら、または空いた時間に英語の音声を聞く」
「仕事中の移動時間に、もし空いた時間があれば、スマホを見ていないで英語音声を聞く」
「帰宅中の電車のかなで英語の音声を聞く」
「家に帰ってから、夕食の準備をしながら・食べながら英語の音声を聞く」
「さらに空き時間を作れるならば、寝るまでに英語の音声を聞く、またはオンライン英会話で英語を使う」
就寝。
そして、休日はさらに英語に触れる時間を増やすこともできるはずです。
例えば、
「英語カフェに行って、英語で会話をする」
「英語を話す友達がいれば、遊ぶ」
「オンライン英会話の時間を増やす」
「一日中英語の音声を聞く」
こんな感じでしょうか。
少し大げさに言っていますが、これぐらいは本気でやらないとリスニング力をあげる事は難しいですし、時間がさらにかかります。
海外で1年ないし、数年間生活していたとしても、英語がほとんど話せないと言う方もたくさんいます。
それは、英語を使う機会があまりないからに他なりません!
実体験ですが、はっきり言って1年そこら海外で生活したからと言って英語が話せるようにはなりません。
その時にいかに努力をしたか、いかに英語環境に自分を追い込んで本気で英語を勉強したかによって、かなり差が出ます。
本当に英語初心者から英語の勉強を始めて、ある程度英語が理解できるよになるまでは本当に時間がかかります!
「実際に、僕の場合は少なくとも3年はかかっています・・・。しかも、海外にまで行ったのにw」
僕のように遠回りしながらで約3年ほどで、ある程度までのレベルに到達できました。
ですので、「1・2年」しっかりと順序を踏んで本気になって英語を勉強すれば、ある程度は英語が理解できるようになります!
「1・2年後の自分を想像してみてください!」
「道端で海外の方に道を聞かれたときに、ぎこちないまでも、堂々と英語で道案内をしている自分の姿を!」
たったそれだけの事かもしれませんが、英語を使うと言うことに対して自信もつきますし、いつもなら目を逸らして通り過ぎていた場面で、困っている人の手助けができるって素敵だと思いませんか?
まとめ
最後に簡単にまとめると、
「リスニングを上達させるには?」
「とにかく英語を聞く時間を確保して、諦めずに聞きまくる!」
っと言うのが、僕がワーホリで海外に3年間生活した経験から学んだリスニングを上達させる勉強方法でした!
聞きまくると言っても「ただ英語を聞き流すだけ」では効果はあまりありません。
上記でもお伝えしたように、「知らない単語・表現・発音」は理解できません。
ですので、最低限の英語の知識(単語力・文法力など)の勉強は必要という事は勘違いがないようにしてください!
至ってシンプルな方法かもしれませんが、これが大抵の人は出来ないのではないかと個人的には思います。
出来ないと言うのは語弊があるかもしれませんが、大抵の人はここまで続けられない。
そして、それほど英語を上達させようと考えていないのではないかと思ってしまいます。
もちろん、ただでさえ忙しい毎日を過ごしているので、「英語の勉強になんて時間を割くことなんて出来ない」っと言う方もいらっしゃると思います。
英語を上達させるには、筋トレと一緒で継続が大切です。
なので、忙しくて時間が取れないならば、はじめから英語の勉強はしないほうがいいと僕は思います。
その時間を他の事に使った方が良いように感じますしね。
それでも、「英語を上達させたい!」「英語を話せるようになりたい!」っと言う方は、心が折れることも沢山ありますが、諦めずに学習をすればある程度は英語を話せるようになると実体験から学びましたというお話しでした。
「日常生活である程度、困らないぐらいのリスニング力とは?」
僕が実際に、ワーホリを利用して海外で3年間生活してきた経験をもとに「買い物」「銀行口座開設」「仕事探し」「家探し」「病院に行く」など、普段の生活で必要な事はある程度は問題なく出来るぐらいと考えて頂ければと思います。