英語学習の為に「洋楽を聞く事」は効果的な勉強法ではない3つの理由! 

踊っています リスニング・発音の勉強法
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「洋楽は好きですか?」

「好きな洋楽を聞いて英語の勉強ができないかと考えた事はないでしょうか?」

もし、好きな音楽を聞いて英語を上達できたら、英語の勉強も苦にならないですし、楽しく勉強出来ると思いますよね。

しかし、皆さんも知っているように、だた洋楽を聞いているだけでは英語は上達しません!

もし洋楽を聴いているだけで、英語が上達するならば洋楽好きで毎日聞いている人はかなり英語が堪能になっているはずです。

「ですが、実際には、そんなことはありませんよね?」

はっきり言ってしまうと、

「洋楽を聞く事」は、あまり効果的な勉強法ではありません。

ですが、もし洋楽を英語学習に役立てようと思うならば、方法はあるにはあります。

この記事では、

  • 「洋楽を聞く事は、英語の勉強にあまり効果がない3つ理由」
  • 「英語学習の為に洋楽を聞く事のメリット・デメリット

についてご紹介します。

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「洋楽を聞く事」は効果的な英語の勉強法ではない3つの理由

なぜ「洋楽を聞く事」は効果的な英語の勉強法ではない3つの理由をあげると

  • 「口語とリズムが違う」
  • 「スラング・省略などが多い」
  • 「日常で使えるような表現なのかがわかりにくい」

「口語とリズムが違う」

そもそも、普段の会話などで話す時のリズムと音楽のリズムが違うので、聞き取りにくいです。

普通に会話で言っているときはわかるのに、それを音楽として聞くと何を言っているのか聞き取れないことがけっこうあります。

同じ英文を言っているのに、リズムが違うだけで全く違うことを言っているように聞こえるんです。

曲の歌詞を見て自分の知っている表現だったのにもかかわらず、聞き取れない事があるんです。

音楽は音楽の独特のリズムがありますし、歌っている歌手によっても歌い方が違います。

そうなると、もう訳がわからなくなりますw

「スラング・省略などが多い」

曲にもよりますが、スラングや文の省略が多い場合、歌詞の意味を理解するのが本当に難しいです。

それに、英語圏特有の共通認識の言葉や表現なども出てくる事があると、もうさっぱりです。

第二言語として英語を学んでいる側としては、辞書を頼りに単語の意味を調べたりするので、もうお手上げです。

辞書にのっていない単語も出てきたりしますし・・・。

そもそも、スラングは辞書にのってない事もありますので・・・。

「日常で使えるような表現なのかがわかりにくい」

日本語でもそうですが、音楽の歌詞って詩的なものって多いです。

色々な含みがあるような英文は、ネイティブでない英語学習者には理解が難しいです。

いや、もしかしたら英語ネイティブの方でも完全に理解していない事もあるかもしれません。

そういう表現がたくさんある曲を聞いても、その表現を日常的に使えるような表現なのかが正直わかりにくいです。

英語学習の為に洋楽を聞く事のメリット・デメリット

上記で「洋楽を聞く事」は効果的な英語の勉強法ではないとお話しました。

ですが、「英語学習の為に洋楽を聞く事」にメリットもあります。

メリット

英語学習の為に洋楽を聞く上でのメリットは、

「何度も繰り返し毎日でも英語を聞く事ができる!」

っという点です。

英語のテキストや英語の音声などを毎日聞くとなると、普段から聞き慣れていない人にとっては苦痛でしかありません・・・。

ですので、そういう点では洋楽を聞くことはメリットになります。

そのほかにも、

もし、歌の歌詞の内容をある程度理解していて、歌詞がしっかりと聞き取れるならば、それはメリットにもなり得ます!

「理解できる」「聞き取れる」英文を何度も何度も聞くことによって、どんどん記憶に定着していきます。

日本語の歌でも同じですが、一度覚えてしまった歌って意外と忘れないものです。

それは英語の歌でも同じことです。

そうなると、その覚えたお気に入りの歌を何度も口ずさむことによって、徐々に歌詞のフレーズを覚えるができますし、歌と同じように発音も出来るようになるはずです。

ただ、何度も言いますが、

「歌詞の英文の意味が理解できていて、歌の歌詞を聞き取れる」と言うのが前提です!

なので、歌を聞く前にまず歌の歌詞を理解する必要があります。

ただ単に英語を聞き慣れるだけの為に洋楽を聞くと言うの意外と効果的だと思いますが、それを英会話などに活かせるかは、なんとも言えません・・・。

デメリット

デメリットについては、上記でもお話しましたが、

やはり、曲の歌詞をある程度でも理解していないと、ただの音楽でしかないと言う点です。

もはや、ただの暗号です・・・。

それならば、自分のレベルにあった英語のリスニング教材か何かを聞いた方が英語の勉強には適しているのは言うまでもありません。

ですので、わざわざ洋楽で英語学習する必要がないとも言えますね。

それならば、単純に音楽を楽しめばいいと思ってしまいます。

まとめ

「洋楽を聴いて、英語が上達した」と言う方の話も耳にする事もあります。

人によっては、洋楽を聞く事で英語が上達した方もいるのかもしれません。

ですが、自分で試してみて、

「洋楽を聞く事は、英語の勉強にあまり効果がない」

と感じました。

厳密に言えば、「効果がない」と言うよりも、英語学習には活かしにくいです。

正直なところ、英語学習の教材としては使いづらいなと。

それならば、海外の映画やドラマを見たり、オンライン英会話などの方がよっぽど効果的だと個人的には思っています。

タツキチ
タツキチ

洋楽を英語学習に活用するのは、少し上級者向けなのかもしれません。

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